新春能楽講座「高砂で新年を祝いませう」
おめでたい曲、祝言の代表格ともいえる能「高砂」の謡(うたい)を学ぶ単発の講座です。
【講師】佐藤 寛泰(さとう ひろやす)[喜多流能楽師]
【日時】2024年1月7日(日)13:30~15:00
【定員】30名程度(先着順)
【受講料】2,500円(当日3,000円)
【会場】せんだい演劇工房10-BOX別館 能-BOX(仙台市若林区卸町2-15-6)
〈アクセス〉
仙台市地下鉄東西線「卸町駅」下車、「北1」出口より徒歩10分
バス停「卸町二丁目」より徒歩7分
バス停「卸町三丁目・能-BOX前」よりすぐ
*駐車場の数に限りがありますので、公共交通機関のご利用にご協力ください。
【申し込み】令和5年9月10日(日)10:00より開始
電話(022-782-7510)または下記のフォーム(9月10日(日) 10:00よりオープン)にて
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●能「高砂」とは?
九州阿蘇神社の神主である友成(ともなり)は、播磨国(兵庫県)の「高砂の浦」に立ち寄り、松の木陰を掃く老夫婦に会います。この松こそが「高砂の松」で、住の江の松と合わせて「相生(あいおい)の松」と呼ばれていることを知った一行は住吉へ向かいます。出会った老夫婦こそが「相生の松」の生まれ変わりだったのです。向かった先の住吉で、住吉明神が姿をあらわし、祝福の舞いを舞います。
今日では、結婚式の席で、この曲の一部「高砂やこの浦舟に帆をあげて…」や「千秋楽は民を撫で…」から始まる謡が謡われることもあります。また、新郎新婦の席を「高砂」席とよんだり、舞台である兵庫県高砂市は「ブライダル都市」を宣言したりするなど、現在まで永く親しまれている演目です。
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能のおけいこ体験講座はこちらのページよりご覧いただけます。