せんだい演劇工房10-Box

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旧棟解体後の10-BOX諸室の再整備についてのご意見・ご質問への回答(2021年11月29日更新)

旧棟の解体後に再整備される予定の10-BOX諸室の図面(設計初期段階の図面)を今年9月3日から12日まで公開した際にみなさまからお寄せいただいたご意見について、仙台市から検討結果の回答がありましたのでお知らせします。

 

いただいたご意見への仙台市からの回答

ご意見内容 検討結果

box-8がもう少し広ければ利用の幅も広がると思う。

ご意見を踏まえ、box-8を当初案より6㎡程度広く設計しました。
box-8の本番利用以外の使い方が知りたい。 box-1公演時の楽屋利用を優先としつつ、ミーティング、制作作業等でも利用できるようにすることを想定しています。利用ルール等の詳細は今後検討してまいります。
box-8の2階部分も楽屋利用できると、キャスト・スタッフのゾーニングなど感染症対策の面でも活用の幅が広がると思う。 2階部分を貸出用スペースとする場合、仙台市ひとにやさしいまちづくり条例で求められるバリアフリー環境等の整備が困難であることから、専ら倉庫として使用することとなりますのでご了承ください。
トイレ、シャワー室はbox-1利用者以外も使えるのか。 平常時は施設利用者どなたでも利用可能とする方向で考えています。(公演期間中は、公演主催者の申し出により、専有利用を認めることを想定しています。)
box-1とbox-8の間に渡り廊下があるとなお良い。 既存棟と西棟の間はコンクリート敷とするとともに、全体に屋根(ひさし)をかける予定です。(ただし、若干の隙間は生じてしまう想定です。)
box-1の避難経路の確保に支障はでないのか。 box-1と西棟の間には十分な広さの通路を設ける予定です。
box-1の室外機を他の室外機と併せて移動してはどうか。 box-1の室外機の移動については、今回の工事の対象外となります。
box-1の西側の遮光が簡易にできるようにしてほしい。 遮光の方法等については引き続き検討してまいります。
box-7とbox-5・6の間に屋根はつかないのか。
せめて5・6のドアにひさしぐらいはあった方がよい。
南棟では、box-5,6,9の入口部分にひさしを設置します。
box-5・6の扉にひさしをつけられるなら、引き戸ではなく普通のタイプがよい。 box-5,6の扉は開き戸(box-3、4と同様)とする予定です。
box-5の長辺に鏡を設置すると思われるが、図面上では窓があるようだ。 ご指摘の通り、box-5は長辺(南側)の壁面に鏡を設置する予定です。
窓は北側、西側に設けることとします。
box-6に扉が一つしかついていないが、催事利用はできないのだろうか。 box-6には扉を2つ設けることとします。
box-3,4と同様に、主に稽古に利用されることを想定していますが、催事利用についても応相談と考えております。
防音にしてほしい(せめて新設部分だけでも)。 box-5,6には一定の防音性能を持たせることとします。

box-9の1階の図書資料室は開放的な空間を希望。

box-9はミーティングスペース的な利用は可能か。

入口を中が見えるガラス戸とするなど、気軽に入りやすい雰囲気づくりをしたいと考えております。
また、室内にはテーブル等も配置したいと考えております。(なお、前述のとおり、box-8をミーティングスペースとしてもお使いいただけるよう検討しております。)
南棟付近にもトイレがあるとよいのではないか。 トイレの追加について検討しましたが、建築面積、事業費等の面で困難であると判断しました。
全boxに、適した換気能力を備えてほしい。 今回の工事では既存棟の換気設備は対象となっておりません。
コロナ禍以降、ダクトの清掃、ファンの交換等の対応を行ってまいりましたが、今後とも検討してまいります。

トイレを能-BOXのように綺麗にしてほしい。

トイレの換気能力をあげてほしい。

今回の工事では既存のトイレは対象となっておりません。
今後の課題として検討してまいります。
喫煙所はなくなるのか。 喫煙所については様々なお声をいただいているところです。引き続き検討してまいります。
公演時の貴重品の管理に悩んでいる。
鍵付きロッカー(コインロッカー)などがあると嬉しい。
box-8内にコインロッカーの設置を検討します。
芝生は残さないことにしたほうがよいのではないか。 杜の都の環境をつくる条例に基づき、敷地内に一定の緑地を設ける必要があります。
緑地の位置等については引き続き検討してまいります。

 

【再整備の主な内容】

(1)box-1の西側(芝生エリア)に、box-8、公演関係者用トイレとシャワー室、道具倉庫を整備
 ※box-8はbox-1の公演時には楽屋利用、公演がない時にはミーティングルームとしての活用を想定

(2)box-7の南側駐車場の一角に稽古利用を想定したbox-5,box-6と図書資料室box-9を整備
 ※box-5,6の内装はbox-3,4とおおむね同様(黒)のものと想定。box-5の壁の1面に鏡の設置を検討。

(3)既存棟のトイレ横(現行備品庫)を改修し、ひろびろトイレと救護室を新設


工事期間について
令和4年(2022年)7月から令和5年(2023年)3月頃までの見込みで、施設の利用休止を含む大幅な利用制限を行う見込みです。box-1~4、box-7(うまたて・棚含む)に加え、駐車場、ウッドデッキ等についても利用制限の対象となります。別館「能-BOX」は通常どおりご利用いただけます。詳細につきましては、今後、工事の工程を踏まえて決定し、都度お知らせいたします。

【サイト内リンク】

10–BOX 既存棟解体工事にともなう利用者懇談会<2021.6.10実施>について
旧棟の解体後に再整備される10-BOX諸室の図面を公開いたします(2021年9月3日更新) 
旧棟の解体と再整備にかかる工事のお知らせ(2021年11月29日更新)