せんだい演劇工房10-Box

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Team HacCLose  せんだい短編戯曲上演 Aug.

いつも心だけが追いつかない

(第2回せんだい短編戯曲賞最終候補作品)

どこにでもある高校の職員室。どこにでもいる美術教師・安田は、 女生徒・岬から「処女をもらって欲しい」と相談を受けていた。 彼女は、恋愛対象として消去法で安田を選んだ、と恋が判っていない。 なにより、職員室に忘れ物として保管してあった彼女の体育着を、 安田が白衣の下に、いま、着ていることを判っていない。 二人の火種は、昼休みのたった一時間で、職員室をまるごと呑み込む 事件へ発展していく。
一介の変態教師と、女子高生のある種のプラトニックが共鳴する、 信じたいものしか信じないひとたちの会話劇。

2013年から、公益財団法人仙台市民文化事業団と仙台市が実施している「せんだい短編戯曲賞」の最終候補作品のうち、各年度1作ずつを選定し、作者やジャンルの違う7つの作品を10ヶ月かけて連続で上演します。
大賞作品は毎年リーディング公演が実施されていますが、その他の候補作品も素敵な戯曲ばかりです。仙台が誇る戯曲賞ノミネート作品を、存分にご堪能頂ける10ヶ月の連続上演企画です。​

【作】
ハセガワアユム

【演出】
武田らこ

【出演】
武田らこ
早坂泰亮
高橋りょうま
キャストA| 史奈 Hal 阿部佑美 
キャストB| 寧緒 吉城茉美 倉田真奈
      

【日時】
2021年8月7日(土)~8日(日)
7日(土) 15:00(キャストA)/19:00(キャストB)
8日(日) 11:00(キャストA)/15:00(キャストB)
​※開場は開演の30分前 ※上演時間は1時間を予定

【会場】
せんだい演劇工房 10-BOX box-1
(​〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町2-12-9)​
地下鉄東西線:卸町駅 下車、「北1」出口より徒歩約10分。*仙台駅からの乗車時間 約9分

【スタッフ】
企画・制作|武田らこ
舞台監督|わたなべひでお
照明|神﨑祐輝(劇団 短距離男道ミサイル)
音響効果|本儀拓(キーウィサウンドワークス)
制作協力|安藤由希奈

【料金】
予約当日共通|1,500円

【お申込み】※7月10日(木) 予約開始
Team HacCLose HP | https://teamhacclose.wixsite.com/home/aug

【お問合わせ】
WEB | https://teamhacclose.wixsite.com/home
E-mail |  haccclose@gmail.com
LINE |  @dza6509p

​【プロフィール】
ハセガワアユム
劇作家・演出家。劇団「MU(ムー)」主宰。
ナレーター・プロデューサー・映画監督・デザイナー・講師
世田谷生まれ。子役時代に映画・ドラマ・バラエティを経験し、桐朋学園短期大学演劇科入学。卒業後、舞台俳優を経て2007年より劇団「MU(ムー)」を主宰。並行してナレーターとして活動。作風は、日常でありえない設定の中であり得る会話を描くことで、どこにも誰にも言えない「尖った会話劇」を描く。
2015年『少年は銃を抱く』で劇作家協会新人戯曲賞最終候補、翌年2016年『狂犬百景』で三鷹芸術文化センター"Next"Selectionに抜擢される。
2017年『やっぱり猫が行方不明』は「黄金のコメディフェスティバル2017」において、日本コメディ協会賞・西田シャトナー賞をW受賞するなどコメディへの振り幅がある。
​自身でフライヤーのデザインと写真撮影も手掛け世界観を統一するなど、劇作活動の他にデザイナー・ナレーター・プロデューサー・映画監督・演技講師と数多く手掛ける。

●せんだい短編戯曲賞についてはこちら

Team HacCLose
2016年の旗揚げ以来、年間3公演程を上演する宮城県仙台市の劇団です。
誰にでも、観劇しやすく参加しやすい舞台をコンセプトに、演劇初心者から多忙な経験者まで県内外多くのメンバーが所属しています。
少ない稽古日数と最小の公費で多くの公演を実施し、時間もお金もかけずに良質な舞台を作る新しい創作の形を画策しています。

●『せんだい短編戯曲賞 7作連続上演』についてはこちら

主催|Team HacCLose
共催|公益財団法人仙台市市民文化事業団