せんだい短編戯曲賞の第3回大賞作品が決定しました
舞台芸術に関わる人材育成等を目的に平成24年度に新たに創設した「せんだい短編戯曲賞※」は、応募総数206作品のうち、大賞作品1篇が決定しました。なお、大賞を受賞した綾門優季さんは第1回せんだい短編戯曲賞の大賞受賞者であり、今回が2回目の受賞となります。
1 大賞作品(1篇)
『不眠普及』作 綾門優季(あやと・ゆうき)(東京都)24歳 〔副賞50万円〕
ある日突然不眠症にかかった主人公は、それが新しい病であることを知る。そのことを知った主人公の同僚、東雲は、女を宗教団体の教祖へと祀り上げ、世界を革命しようと目論むが・・・。「不眠」をテーマに独特のストーリーで展開される作品。
2 第3回せんだい短編戯曲賞
(1)応募総数 206作品
(2)募集期間 平成27年3月1日~4月15日
(3)応募資格 年齢、性別、国籍、居住地、受賞歴不問
(4)条件 上演時間おおむね60分を上限とする
(5)公開サイト https://www.gekito.jp/
(6)選考委員 岡田康之(新潟/りゅーとぴあ)、木元太郎(東京/こまばアゴラ劇場)、平松隆之(名古屋/うりんこ劇場)、相内唯史(大阪/インディペンデントシアター)、澤藤歩(神奈川/KAAT神奈川芸術劇場)
(7)ディレクター 森忠治(仙台/トライポッド)
3 授賞式とリーディング(朗読劇)公演
(1)日時 平成28年1月11日(月・祝)14時~
(2)会場 せんだい演劇工房10-BOX box-1(若林区卸町2-12-9)
(3)定員 80名(入場無料)先着順
(4)お問合せ せんだい演劇工房10-BOX 電話022-782-7510
Eメール contact@gekito.jp
(5)観覧お申込み ページ下欄の「申し込みフォーム」からお申込みいただけます。
4 その他
平成28年1月中旬に、大賞作品を含む最終候補作品9篇を収録した戯曲集を刊行・出版する予定です。
<せんだい短編戯曲賞について>
「劇都仙台」事業の一環として、次世代の演劇を担う人材の育成や本市の文化芸術の拠点性の発信を目的に、平成24年度に仙台市が新たに創設し、今回は3回目。
「短編であること」「日本各地の制作者/プロデューサーが選考すること」「最終候補作品が冊子としてまとめられること」の3つを大きな特徴とする、仙台から生まれた新しいスタイルの戯曲賞。
過去の大賞受賞作品
第1回(平成25年度)
『人の気も知らないで』横山拓也(大阪府)賞金40万円
『止まらない子供たちが轢かれてゆく』綾門優季(東京都)賞金10万円
第2回(平成26年度)
『街に浮遊する信号器』川津羊太郎(熊本県)賞金25万円
『ナイト・ウィズ・キャバレット』西史夏(兵庫県)賞金25万円