10-BOX夏の学校2015『好奇心と創造のレッスン』 [募集要項]
2015年度は「身体と空間のダイナミズム」をテーマに行います。“舞台空間での出来事”を「動き」として考え、「ダイナミズム」という言葉を手掛かりに、その質を感覚的、視覚的に分析していきます。舞台上で起こる関係性や質の違い(揺れ・衝突・反発・結合など)、それらが組み合わされて起こる流れ・変容といった「ドラマ性=展開」を、個人の創作やグループ実験を通して学んでいきます。
*2016年度は「グロテスクと詩的身体」等のテーマを予定
■基礎+創作(18日間) 「舞台上の今-始まり・成長・展開のとき」
期 間 | 2015年7月24日(金)~8月21日(金)のうち、座談会を含む全18日(150分×28コマ) 土・日 10:00~16:00、平日19:00~21:30 *7/25(土)、8/21(金)のみ別途時間帯、スケジュール詳細 |
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場 所 | せんだい演劇工房10-BOX |
対 象 | 18才以上の表現活動を始めている方で、基礎(4日間)全日程を受講でき、全28コマのうち23コマ以上を参加可能な方 *表現のジャンルは問いません *修了証を発行します |
募 集 | 18名程度 |
受講料 | 8,000円(学生6,000円) |
■基礎(4日間) 「身体と現在性」
期 間 | 2015年7月24日(金)~7月27日(月)のうち全4日(150分×7コマ) 土 10:00~19:30、日 10:00~16:00 、平日19:00~21:30 *スケジュール詳細 |
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場 所 | せんだい演劇工房10-BOX |
対 象 | 18才以上の表現活動に興味のある方 *表現のジャンルは問いません |
募 集 | 5名程度 |
受講料 | 4,000円(学生3,000円) |
【両コース共通】
・10-BOXの一部屋をアトリエとして開放し、期間中は自由に実験・研究ができます(24時間利用可)
お申込み
申込フォームよりお申込みください
申込受付:2015年6月10日(水)18:00より
*申込先着順に、定員まで随時受け付けます
10-BOX夏の学校2015『創作実験アトリエ』 [募集要項]
開かれたパブリックスペースでのパフォーマンス作品で、一般公開を前提としたクリエーション「ONアトリエ」と、劇場空間として区切られたスペースで作品を構築する「OFFアトリエ」の2種類のアトリエがあります。
■ONアトリエ
せんだいメディアテーク1Fのオープンスクエア (壁で囲まない)で作品の創作を実験的に行うアトリエです。コンセプト発表から完成発表までの全行程を壁のない公開された状態で行います。(テーマは参加決定後にお知らせします)
期 間 | 2015年7月13日(月)~8月18日(火) *全8日(座談会3日含む) *スケジュール詳細 7月13日(月) テーマについて 19:00~21:00 7月21日(火) コンセプト発表 18:30~21:00 7月28日(火) 経過発表 18:30~21:00 8月11日(火) 完成発表 1 18:30~21:00 8月18日(火) 完成発表 2 9:00~21:00(一般公開2回予定)*ふりかえり |
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場 所 | せんだいメディアテーク *7月13日(月)のみ、せんだい演劇工房10-BOX |
対 象 | 23才以上のあらゆるジャンルの表現者(グループでの参加も可) |
募 集 | 5名程度 |
参加費 | 3,000円(グループの場合は1グループにつき) |
■OFFアトリエ
せんだい演劇工房10-BOXの小劇場空間で、自分なりの手法を用い、表現を深め、よりタフな舞台芸術作品を生み出してゆく模索と探求のためのアトリエです。全行程を基本的に非公開で行います。
期 間 | 2015年7月13日(月)~8月16日(日) *全8日(座談会3日含む) *スケジュール詳細 7月13日(火) テーマについて 19:00~21:00 7月22日(水) コンセプト発表 19:00~21:30 7月29日(水) 経過発表 19:00~21:30 8月 9日(日) 完成発表 1 18:00~20:30 8月16日(日) 完成発表 2 18:00~20:30 *ふりかえり |
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場 所 | せんだい演劇工房10-BOX(box-1) |
対 象 | 21才以上のあらゆるジャンルの表現者(グループでの参加も可) |
募 集 | 5名程度 |
参加費 | 3,000円(グループの場合は1グループにつき) |
【両アトリエ共通】
・1回目「テーマについて」は、せんだい演劇工房10-BOXを会場に共通で行います
・各回を通じ、5名程度の助言者が立ち会います(ONとOFFでは異なります)
・基本的に全日程の参加が必須です。時間の調整が必要な方はあらかじめご相談ください
・期間中は、10-BOXの空いている部屋を利用して稽古・実験・研究ができます(24時間利用可)
お申込み
申込フォームよりお申込みください
申込受付期間:2015年6月10日(水)~6月30日(火)[必着]
* 6月10日(水)は18:00よりお申込みを受け付けます
* 7月2日(木)までに参加の可否をお知らせします(多数の場合は選考)
主催 公益財団法人仙台市市民文化事業団・仙台市
企画・制作 せんだい演劇工房10-BOX
協力 仙台市市民活動サポートセンター
助成 一般財団法人 地域創造
*「10-BOX夏の学校」は、公益財団法人仙台市市民文化事業団と仙台市による舞台芸術振興事業「劇都仙台」の一つとして開校しています
プロフィール
Yako KIMURA(ヤコ キムラ)舞台芸術家
1996年渡仏。運動力学、ボディマインド・センターリング、フェルダンクライスなどを基盤にした身体コーディネイトを学ぶ。ジャック・ルコック国際演劇学校「動きの実験室」(L.E.M)に2年間学び1999年卒業。故ジャック・ルコックが教鞭を取った最後の年度の生徒となる。パリを拠点にコンテンポラリー・パフォーミング・アーツの作品制作に関わる。身体表現におけるテキスト・アドバイス・空間演出などの他、自身のパフォーマンス作品の発表、コラボレーションによる野外パフォーマンス、インスタレーションなどを行う。2004年から2009年まで『10-BOX国際演劇学校』、2010年より『10-BOX夏の学校』で「好奇心と創造のレッスン」「創作実験アトリエ」をコーディネイトし、講師も勤める。現在はアムステルダム(オランダ)在住。東日本大震災後は「社会空間に起こる動き」をテーマにクリエイティブ・アクションの提案と演出を始める。
*ジャック・ルコック国際演劇学校
現代演劇教育の第一人者であるジャック・ルコック(1920-99)が、1956年パリに設立した演劇学校。観察と発見、即興分析、創作実験を作業の柱として構成された独創的なプログラムには、舞台俳優はもちろん、詩人、映像作家、ダンサー、建築家、さらに、サーカスやパペット、心理・教育関係者などが世界中から集まり、多くの才能を輩出している。
コースの様子(2015.7-8)