せんだい演劇工房10-Box

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第3回せんだい短編戯曲賞 募集要項

【応募受付は終了しました】28都道府県から206件の応募がありました。

 応募期間:2015年3月1日(日)~4月15日(水)※当日消印有効 

「せんだい短編戯曲賞」では、上演時間おおむね60分以内の短編戯曲を募集します。 年齢、経験を問わず、次代の演劇を担う人材を応援し続ける戯曲賞となることを目指します。

第3回 せんだい短編戯曲賞 募集要項(PDF:3.7MB)

募集要項

1 応募資格
○作家の年齢、性別、国籍、居住地、受賞歴は一切問いません。

2 応募条件
○一人一作品で日本語による戯曲とします。
○作品は、2013年3月11日以降に書かれ、上演時間おおむね60分を上限とする戯曲で
 かつ著作権・上演権・出版権が応募者本人にあるものに限ります。
○既発表、既上演の作品についても応募できます。但し、同時期の他の賞との重複応募は
 できません。また過去に他の賞で入選歴のある作品は応募できません。
○作品の書式は問いませんが、400字詰め原稿用紙に換算の際、おおむね100枚以内とします。
○他の戯曲、小説、映画などから引用した場合は、その作品名および引用箇所を明記して
 ください。
○最終候補作品(大賞作品含む)の上演権及び出版権は最終候補作品の発表から2年間、 
 公益財団法人仙台市市民文化事業団に帰属(※)するものとします。

【(※)上演権・出版権の帰属について】
最終候補作品の発表から2年間、当該作品の上演や出版を行おうとする場合には「公益財団法人仙台市市民文化事業団」への申請が必要となります。申請を頂いた場合には、当該作品の著作権者との協議の上で許諾するかどうか回答することになりますが、優れた作品が世の中に出ることを妨げる意図はありません。

3 応募方法
○作品原稿(表紙含む)を3部、下記の送付先まで郵送してください。
 ※Eメールでの受付はいたしません。
○表紙には作品名、作家名、枚数(400字詰換算)、登場人物、200字程度の
 あらすじを必ず記載してください。
○①氏名(ペンネームの方は本名も)、②住所、③電話番号、④メールアドレス、⑤生年月日、
 ⑥略歴(演劇活動他、簡単な経歴)を記載した別紙を1部同封してください。
○送付先:〒984-0015 仙台市若林区卸町2-12-9
     せんだい演劇工房10-BOX内「せんだい短編戯曲賞」係

4 応募受付期間
○2015年3月1日(日)から4月15日(水) ※当日消印有効。

5 注意事項
○応募書類は返却しません。
○応募条件に違反している事実が判明した場合、応募が無効となります。
○作品は手書きでも構いません。ただし、応募作品が最終候補作品に選考された場合は、
 応募作品のテキストデータ(ワード形式)を提出していただきます。

6 選考委員
○岡田康之(新潟/りゅーとぴあ)
○木元太郎(東京/こまばアゴラ劇場)
〇澤藤歩(KAAT神奈川芸術劇場)
○平松隆之(名古屋/うりんこ劇場)
○相内唯史(大阪/インディペンデントシアター)

7 ディレクター
○森忠治(仙台/トライポッド)

8 最終候補作品の発表
○2015年7月予定。
○応募作品の中から10作品程度を選考します。最終候補作品は大賞発表までの間、作品及び
 作家名をウェブサイトにて公開します。

9 大賞作品の発表
○2015年9月予定。決定次第、ウェブサイト等にて発表します。

10 賞及び賞金
○5名の選考委員により、大賞作品を決定します。選考の結果によって、大賞作品が複数となる
 場合があります。副賞の賞金総額は50万円で、5名の選考委員が選考した結果に応じ賞金額が
 決まります。賞金には、源泉所得税が含まれます。

11 発行
○最終候補作品(大賞作品含む)は、すべて1冊にまとめられ、冊子として出版されます。
 (2015年12月予定)

12 リーディング公演
○仙台市内で大賞作品のリーディング公演を行います(2015年12月予定)。

13 問合せ先
○せんだい演劇工房10-BOX
   〒984-0015 仙台市若林区卸町2-12-9
   TEL 022-782-7510 Eメール contact@gekito.jp
   ウェブサイト http://www.gekito.jp

14 主催
○公益財団法人仙台市市民文化事業団・仙台市

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劇都仙台から[せんだい短編戯曲賞]が新たに始まります。
大きなポイントは「短編であること」「日本各地の制作者/プロデューサーが選考すること」
「最終候補作の10作品程度がまとめられ冊子になること」、この3つです。
これらはそれぞれ、これからの戯曲賞はどうあるべきかを考えぬいた上での、今のひとつの結論です。
一過性の顕彰制度に留まらず、書き手と出会い作品を活字で残す、
そして、更にたくさんの劇作家が作品を書き続けることが可能な仕組みについて考えました。

この戯曲賞をきっかけに、たくさんの劇作家が制作者/プロデューサーと出会う。
さらに戯曲が活字となって、より多くの演出家やカンパニーと出会う。
この出会いには、年齢も経験も関係ありません。
これをきっかけに、優れた上演がどこかの街で生まれる可能性にも期待します。
仙台から始まるこの新たな戯曲賞が、日本の演劇を今後支えて、変えていくような「場」になることを、
心から願います。
                          せんだい短編戯曲賞ディレクター:森忠治(トライポッド)