劇カラ通信
夏の学校へのお誘い(八巻寿文)
募集を開始していますが、「募集要項」はお手元に届いていますでしょうか? 今年の特徴を改めてご紹介します。
『好奇心と創造のレッスン』は、基礎コース5日間と、基礎+創作コース19日間の二段階になっています。 まずは基礎コースを受けてみて、面白そうだったらプラスして創作コースに進んでもいただけます。
基礎+創作コースの今年のテーマは「マスク」に絞っています。 「10-BOX国際演劇学校」で取り上げたことがあるテーマですが、 今回はこれまでやっていなかったところまで、更に深めます。 能や文楽や人形劇やクラウンやパントマイムなどなど、洋の東西を問わず、 身体が醸し出す表現には、表情を越えた不思議な要素による説得力が生まれます。 いかに身体の表現で観客に伝えられるか、その可能性を体験します。
これまで、できるだけ要素を広げて行ってきた『好奇心と創造のレッスン』ですが、 今年は「マスク」というように内容を絞込み、来年と再来年も別のテーマを設定して、 それぞれ深めて行う予定です。 これも『好奇心と創造のレッスン』の新しい特徴です。
『創作実験アトリエ』は、まるで路上や野外のハプニングのように、 日常の空間に直接入り込む感覚で、せんだいメディアテークのオープンスクエアで行う「ONアトリエ」、 それと対比するような、10-BOXのブラックボックスで思い切ってチャレンジできる「OFFアトリエ」と、 ふたつの場を選んでいただけます。 助言者とのやり取りを重ねながら、自分の力を越えた作品に出合える体験が待っていることでしょう。
いずれも、自分だけが持っている扉を自ら開くのが目的で、 特に演劇の経験は必要ありません。 『好奇心と創造のレッスン』には、既に県外からの申し込みがきています。 今ならまだ余裕があります。 『創作実験アトリエ』は、本日が申込締切ですので、申し込みをしそびれている方はお忘れなく。
参加しようと思えば実は全てに参加することも可能なスケジュールですが、 ここぞ!と思えるコースがあれば、この夏にぜひチャレンジしてください。
お申し込みを心よりお待ちしています。
二代目工房長 ヤマキ
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