仙台市若林区にお住まいの方から
謡本(うたいぼん)をご寄贈いただきました。
謡本とは、、、
謡を稽古する際に用いられるテキストで、謡われる詞章(ししょう)と、
いくつかの符合や注記から成っているもの。
詞章の横に書かれている小さな点が一般にゴマ点と呼ばれるもので、
この符号の向きや形の違いによって旋律的な動きが表示され、
そのほか、リズムや演出などについての簡単な注記もなされている・・ものだそうですよ。
生前にご家族の方がお使いだったもので、資料の整理をしながら、
どこかで活用してもらえたらと思っていたときに
たまたま能−BOX開館の記事をご覧になったとのことでした。
これもめぐりあわせで、お父さんがおしえてくれたのかもしれませんねと
おっしゃっていました。
大切な貴重な本、
本当にありがとうございました。