劇カラ通信
やぎレポ vol.5 まっくらカフェ&まっくらシアター編
box-1では2日間、まっくらカフェ&まっくらシアターが行われました。
普通は暗闇でもだんだんと目が慣れてきて、ぼんやりと輪郭なんかが見えてくるのですが、こちらは 文字の通り、まっくらなんです。 目が慣れても暗闇。
会場に入ると、盲目の方が席までアテンドしてくださり、席について飲み物を注文すると暗闇なのにちゃんと注文した物が席に届けられます。 普段使っている場所ではないはずなのに、何かにぶつかったりあわてたりする様子もありません。
普段、私たちは情報の8割を視覚から得ています。 このカフェでは視覚情報が無い分、聴覚や味覚や触覚がとても敏感になります。
外のテントに、シャンプーやリンス、牛乳やジュースのバック、缶、調味料などが展示されていました。 パックにあるくぼみや、容器に点字が入っていたりするんですね。新発見でした。
カフェの隣ではまっくらシアター。 「あらしのよるに」のリーテ゛ィンク゛が行われていました。 点字絵本を読みながらのリーテ゛ィンク゛。 始まるまではざわざわしていた客席も、リーディングがはじまりと静まり返り、お話に引き込まれていました。
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