≪連続シンポジウム≫最終回のお知らせ
劇都仙台2010連続シンポジウム『劇都仙台のこれから』#7+#8
2011年3月12日(土)
【出演】
ファシリテーター:森 忠治(舞台芸術プロデューサー)
第一部「報告」八巻 寿文(せんだい演劇工房10-BOX 二代目工房長)
第二部「トークセッション」
#7『戯曲賞+演劇プロデュース公演 - 地域における戯曲賞の意義』
14時〜17時
ゲスト:山納 洋(大阪ガス(株)近畿圏部 / common cafeプロデューサー)
#8『場としての劇場を考える』
18時〜21時
ゲスト:矢作勝義(
世田谷パブリックシアター劇場部)
【内容】
第一部の「報告」とゲストを交えた「第二部」のトークセッションの二部構成で
行います。
●#7
今年度、募集が休止された「劇のまち戯曲賞」、翌年度に大賞作品をプロデュー
ス公演として上演するという形式で4期8年続けられてきたこの事業の経過、ま
た、戯曲賞と連携する前の「演劇プロデュース公演」の歴史を振り返ります。
トークセッションでは、1994年に開始しこれまで17年続いている
「OMS戯曲賞」を主催している大阪ガス株式会社の山納洋さんをゲストに迎え、これまでの変遷
と今後の展開についてお聞きしながら、これからの「劇都仙台」における「戯曲
賞」や「演劇プロデュース公演」について考えていきます。
●#8
連続シンポジウム「劇都仙台のこれから」最終回です。これまでこのトークセッ
ションで蓄積されてきた対話の中から見えてきたものを「事業」ごとに振り返り
ながら、来年度以降の「劇都仙台」の方針について展望を語ります。
トークセッションでは、日本の中でも早期に芸術監督制度を取り入れ、また学芸
部の中にドラマターグを置くなど、先進的な取り組みを実践されている世田谷パ
ブリックシアターの矢作勝義さんをゲストに、開館からこれまでの事業展開方
針についてお聞きしながら、公共劇場の果たすべき役割やこれからの公共劇場が
どこに向かうのかを考えていきます。
【会場】
せんだいメディアテーク7Fスタジオシアター
(仙台市青葉区春日町2-1)
大きな地図で見る【参加】
入場無料。直接会場までお越しください。
午後の部と夜の部、どちらかだけでもご参加できます。
主催/財団法人仙台市市民文化事業団(劇都仙台2010)・仙台市
企画制作/せんだい演劇工房10-BOX・トライポッド
[平成22年度優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業]
◇プロフィール
■山納洋(やまのうひろし)
大阪ガス(株)近畿圏部 / common cafeプロデューサー
1993年大阪ガス(株)に入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムス
クエア、扇町インキュベーションプラザ、(財)大阪21世紀協会での企画・プロ
デュース業務を歴任。2010年より現職において地域活性化、文化支援事業に関わる。
一方でトークサロン企画「扇町Talkin’About」、表現空間のシェア活動「common
cafe」などをプロデュース。2010年からは(財)大阪デザインセンター主催のビ
ジネスデザイン塾「co-design」のプロデュース塾塾長を務める。著書に
「common cafe―人と人とが出会う場のつくりかた―」(西日本出版社)がある。
■矢作勝義(やはぎ まさよし)
1965年生まれ。東京都世田谷区出身。世田谷パブリックシアター 劇場部勤務。
東京都立大学在学中から演劇活動を始める。その後、劇団主宰、演出、音響、制
作、俳優として活動。
1998年4月、世田谷パブリックシアター広報宣伝担当として勤務。
その後、劇場のスケジュール管理や外部カンパニーの受入れ等を主に務めなが
ら、主催公演の制作も務める。
03年リア王の悲劇、04年狂言劇場その弐、06年エンドゲーム、08〜10年日本語を
読む、シアタートラムネクスト・ジェネレーションなど。
多摩美術大学映像演劇学科非常勤講師や芸団協ラウンドテーブルの進行役なども
務める。